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不安障害治療

不安障害とは



不安障害は不安感が中心症状になる心理障害です。
分類としてパニック障害、全般性不安障害、恐怖症性不安障害、強迫性不安障害 外傷後ストレス障害、急性ストレス障害に分類されています。

■パニック障害(PD)

パニック発作を主症状とします。
100人に2〜4人が発症し,男性より2倍女性の方が発症します。
症状として動悸、めまい、発汗、窒息感、不安感、死ぬのではないかという恐怖感等があります。
症状が又起きるのではないかという「予期不安」から、様々な行動が制限されることが多いです。

■全般性不安障害(GAD)

日常生活のさまざまな出来事や活動において理由の定まらない強い不安感や心配がおこります
100人に3〜8人が発症します。女性が男性の2倍発症します。
その不安や恐怖感は自分でコントロールすることはできません。
仕事や学校のこと家庭生活、天災、戦争など多岐にわたります。

症状として過剰な不安と恐怖感、落ち着きのなさ、イライラ、筋緊張感、めまい、疲れやすさ、睡眠障害等があります。

恐怖症性不安障害(PAD)

通常恐れる必要のない対象、状況、場面に対して、尋常でない恐怖感を抱き、それらを回避します。時にパニックを起こすこともあります。
10人に1人が発症します。さらに特定の恐怖、広場恐怖、社会恐怖に分類されています。

「特定の恐怖」は動物や昆虫、自然環境、血液、注射、外傷、飛行機、閉所、高所、電車、車、バス、
人混み、刃物などを5種類に分類されています。
「広場恐怖」は外出恐怖ともいいます。
人ごみや乗り物に極度に恐怖感を持ちパニックになることもあります。

「社会恐怖」(SAD)は対人恐怖ともいいます。
見知らぬ人と会うことや、他者の注目を浴びたり、何らかの行為を行わなくてはいけないとき顕著な恐怖を感じます。
恐れている社会状況に直面するとパニックを起こすこともあります。
赤面恐怖、視線恐怖、表情恐怖、スピーチ恐怖も含まれます。

強迫性不安障害(OCD)

強迫観念、強迫行為の2つの症状からなります。
40人に1人が発症します。
「強迫観念」とは、ある思考やイメージ、衝動が持続的に繰り返し起こり,強い不安や苦痛が生じます。
不合理だと自分で解っていても、自分で抑止や無視することはできません。

人の触ったものが触れないという汚染に関するもの、数字や順序へのこだわり、暴力や性、災害や死に関する考え、迷信にまつわること等があります。

「強迫行為」とは強迫観念によって引き起こされた不安や苦痛を和らげるために,何らかの行動を繰り返し続ける事です。
手をやたら洗う、何度も確認をする、数を何度も数える等があり,重篤になると一日の大半を使うことになります。

■PTSD(ポスト、トラウマチック、ストレス、デイスオーダー)

心的外傷後ストレス障害

DSM−Wの定義として、「通常生活しているときには起こらないような、生死にかかわる緊急事態を体験したり、目撃した経験があること」と定義されています。

現在では、もう少し範囲は広く解釈されており「自然災害や事故、犯罪や虐待、持続的なストレスによって心理的な傷が残る心理的、身体的な後遺症」のことを言います。

脳科学ではPTSDにいたる脳の変化をこう説明しています。
まず、カテコールアミンが過剰分秘(この物質により脳内に強く記憶される)され、強烈な記憶として脳に記憶されます。

つぎにCRFというストレスホルモンが大脳辺縁系と下垂体をつなぐ神経系に変化をもたらし、身体の異常を起こします。
たとえば過呼吸、震え、動悸などです。

のちにエンドルフィンが分秘され、そのトラウマとなったことを思い出さないように、体が自然と反応していきます。

PTSDは普段なんともない生活をしていても、トラウマとなっている記憶に結びつくことがあると、フラッシュバックして体に異常反応が出てしまいます。



○治療法について

薬物療法として抗不安剤を処方することが一般的です。
薬物療法にて症状を抑えながら、根治療法として、心理療法や伝統養生法である、呼吸法、気功、坐禅と言った、ご自身が持つ自然治癒力を高めていく回復方法をお勧めしています。

心理療法ではカウンセリングを中心に、「予期不安」と「回避行動」と言った、問題となる物事の考え方や行動を改善します。
伝統養生法では、不安や恐怖感を起こしている脳の機能障害を改善します。




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